そうなんです、カーポートの打合せの際、生活スタイルまで考えて提案してくれる担当者さんはあまりいません。
その理由は、「時間が無いから!」
現地のサイズを測って、設置できるカーポートを選定するぐらいまでしか業者さんは確認できません。
わざわざ、お客様のライフスタイルや将来買う予定の車のこと、年に2~3回くる祖父母がもってる車種のこともまで考えてカーポート選びなんてできません。
この記事では、カーポートの失敗しない選び方を5つの要素に絞って解説します!
カーポート選びは一生に一度!
後悔しない為の選び方のコツはあるんですよ!
見たい場所へジャンプ
現地採寸・相談は、時間が足りない
カーポートの適切なサイズ、色を選ぶための指針をご紹介します。
そのうえでカーポートを選ぶと、失敗が少なくなるのです。
カーポート選び 1.横幅
カーポートの横幅を選ぶ際の、メーカー推奨は
車幅+1~1.5m。
この横幅でもいいのですが、ボクは、敷地ギリギリまで伸ばすのがオススメです。
理由
- 敷地ギリギリの横幅にしても、値段があまり変わらない
- 使い勝手がいい
- 満足度の高いカーポートになることが多い
カーポートの幅で失敗しないために、CG画像で確認する!
一般的なカーポートのサイズは、2m40cmです。
横幅3mのカーポートにすると、こちら!
屋根が大きくなる分、しっかりガードできるようになります。
ボクは、敷地と予算に余裕があれば、できるだけ横の大きいものを購入するのをオススメしてます。
カーポート選び 2.柱高さ
柱は、高ければ高いほどいいわけではありません。
高くすると、コストも高くなるうえに、雨の吹込みが入ります。
メーカー推奨の寸法は、車高+30~50cm。
私がお客様にお話しする時も、この寸法で提案しています!
カーポート高さで失敗しないために、CG画像で確認する!
標準の高さは200cm。
カーポートには3種類の高さが設定されています。
- 標準柱(180~200cm)
- ハイルーフ柱
- ハイロング柱
このお家に標準の高さを設定すると、こんな感じ。
ハイルーフ柱に変えてみるとこうなる!
- 掃き出し窓にかからない
- 広い空間を演出
高さが、圧迫感もなく適切なサイズになりました!
もう1段階高い、ハイロング柱を設置すると高すぎて雨の吹込みが気になるようになります。
ここまで高くなると、コストもグンっと上がりますよ。
ハイロング柱を設置する場合
キャンピングカーや車載キャリアーを乗せている場合は、どうしてもカーポートにひっかかるので、ハイロング柱にしましょう。
また、玄関ドアや掃き出し窓がある場合、邪魔にならない為に、カーポートの高さを高くすることもあります。
階段がある場合も要注意!
雨の日に階段の上り下りをしている時に、傘がカーポートの屋根に当たる場合があります。
生活導線を考え、生活の邪魔にならない高さを選びましょう。
カーポート選び 3.奥行き
メーカー推奨の奥行きは、全長+60cm~。
一般的に、カーポートの奥行きは5m。
- 5m
- 5m40cm
- 5m70cm
3パターンから選ぶことができます。
ボクが推奨するサイズは、設置できる最大寸法!
奥行き最大サイズのメリットが得にくい場所
YKKAPのレイナポートグランの奥行きは3パターン。
奥行5m。
奥行5m40cm。
奥行5m70cm。
窓に差しかかる部分が変わってきますが、柱の位置も変わってきます。
- 屋根が欲しい
- 駐輪場としても使いたい
こういった場合に奥行きを長くすることはできますが、劇的に使いやすくなるわけではないというのが正直な感想です。
予算と必要状況によって考えましょ!
カーポート選び 4.色・カラー
一般的に、ほかのエクステリアの色と合わせるのがセオリーです。
- 窓
- 玄関ドア
- フェンス
- 門扉
- カーゲートなど
メーカーが違っていても同系統の色であれば、違いは気になりません。
色よりも、用途で適切なカーポートを判断することが大事!
カーポートの色で失敗しないために、CG画像で確認する!
上の写真では、セルフィのアーバングレーという色を採用。
窓サッシに合わせてシルバーのカーポートを選んでおり、違和感なく収まっています。
- 三協アルミ アーバングレー
- LIXIL シャインゴールド
- YKK AP プラチナステン
これらの色は似ています!
汚れも目立ちにくく清潔感があり、人気!
ダークグレー・茶系の色
こちらは三協アルミのダークブロンズ。
日向では茶色、日陰ではほぼ黒に見えます。
上の写真の場合、外壁のオフホワイトとバルコニーの黒の中間色。
どちらとも調和していませんので、この場合は避けた方がいい色になります。
シルバー
1円玉のアルミの色です。
アクセントが強い色なので、窓サッシと合わせると良いでしょう。
ブラック・黒
バルコニーや屋根の黒と調和していてスマートに見えます。
ですが、停まっている車によって印象が変わってきます。
今乗っている車、次買い替える車の色も合わせて検討するといいですよ!
ホワイト・白
今までに紹介した色は、金属系の光沢がある色でした。
このホワイトの場合、外壁のオフホワイトと色味が違うので浮いて見えます。
ブロンズ
この住宅にもっとマッチしないのがブロンズ。
色味としては5円玉に近い色です。
- 和風庭園
- 植栽のある家
これらにはマッチしますが、モダン住宅には合いにくい印象ですね。
おすすめは「アーバングレー」などのステン系
それ以外の色は、ほぼ採用したことがありません。
無難にすませたいのであれば、シャンパンゴールド系のシルバーを選ぶと間違いないですよ!
カーポート選び 5.屋根材
屋根材の選び方に決まりはありません。
失敗しないためのポイント!
窓の近くに設置する場合は、採光性を重視しましょう!
光りの取り入れ具合を想定して屋根材を選ぼう!
カーポートの屋根で失敗しないために、CG画像で確認する!
こちらはLIXILのフーゴという商品です。
屋根材は通常のポリカーボネートのクリアマット。
カタログに、光りを取り入れる割合を示した採光率という記載があります。
クリアマットの場合、採光率は83%。
17%の光がカットされたことになります。
これは、ほぼ光りが減っていないと考えます!
熱戦カットも、光りが100降り注いだ際に20%カットされるので、80%通ります。
- リビングが近い
- 窓が近い
こういった場所の前に設置する際には、クリアマットの色がオススメですよ!
クリアブルー
採光率は31%。
70%カットされるので暗くはなりますが、その分の熱線カットは37%。
カーポートの下は涼しくなります。
クリアブラウン
茶系で透明の屋根材です。
採光率49%、熱線カット34%。
熱線吸収クリアマット
採光率は通常のクリアマットと変わりませんが、熱線カットは36%。
光りを通すけれども、熱線はカットするハイブリットタイプです。
熱線吸収クリアブルー
採光率17%、熱線カット52%。
夏場、この下にいると涼しさを感じます。
暗くはなりますが、夏場の車内の暑さを回避したい場合にはオススメです!
おすすめはクリアマット!
クリアマット色の屋根材に、シルバー系のカラーフレームを合わせることがほとんどです。
屋根材にも種類があることを知っておきましょう!
【失敗しない】カーポートの選び方!これを知らずに買ってはいけません!【まとめ】
5つのポイントをご紹介しました。
これらを頭に入れて打合せをすると、失敗しないカーポートを選べますよ!
悪用厳禁!タダで効率的に、価格を下げるテクニック
カーポートは商品は人生でも購入することは、ほとんどありません。
さらに、日常では意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないの普通です。
安心してください。
このページを最後までご覧いただいたお礼に、最強のカーポート値引きテクニックをご紹介します。
実は、テクニックは簡単です。
「「このカーポート(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「このカーポート(商品名)の過去実績はありますか?」」
と、メールで問い合わせしてみてください。
これだけで、OKです。
私は、≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と考えています。
ぶっちゃけた話。
各エクステリアメーカーで製造された商品はどこで買っても品質は同じ。
ですが、なぜかカーポートの施工業者さんよっては、まったく同じ商品でも50%OFFの業者さんと55%OFFの業者さんが存在します。
はっきり言って、おかしな状況です。
しかし、そんないくつも業者さんを探して、つどつど問い合わせるのも面倒です。
そんなときは、無料で優良業者さんを簡単にできるサービスがありますので、ぜひご利用ください。
特にカーポートは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
≫(無料)カーポート業者のランキングを見て優良業者さんを紹介してもらう
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、カーポートの知識が身についた、今です!
記憶が残っているうちに、一緒にやっておくと楽チンに終わります!
≫(無料)カーポート業者のランキングを見て優良業者さんを紹介してもらう
賢く!お得にカーポートを購入するために、必須です!
カーポートを検討すること、ましてはカーポートを購入する決断は、初めての方ばかりです。
人生の中でも、複数回あれば、経験値も相場も習得できますが、そうはいかないことばかり…
あなたの一番の悩みは、
- 納得の行くカーポートの最適な設置方法の提案
- 高い工事品質と施工後の安全性
- 予算内に費用を抑える、工夫と商品選び
では、ないでしょうか?
カーポート選び、発注業者で悩んでいる方へ「相見積もり」を強くおすすめします。
複数社に駐車場を見てもらい、多角的に見積もりをもらうことで失敗してしまうリスクを減らしながら、大きく見積金額ダウンも期待できます。
さらに、ランキングから一括見積もりにで相談すれば1社だけでなく、なんと相見積もり先の優良企業さんまで紹介してもらえます。(しかも、外構業者さんには内緒です!)
特筆したいポイントとして、ランキングから一括見積もりすれば自分でフォームを入力すると、相談するを会社と数を指名して相談できるのが、特徴です。
また、注文をするにはリスクは伴いますが、見積もりまではノーリスクですよ。
しっかりと下調べする人が失敗しないので今から業者探しをしている方は、一石二鳥の無料サービスですので利用しないというのはもったいないですね!